Monsters(paleontological creatures) that appear in Godzilla.

ゴジラに登場する怪獣(古生物) | ゴジラ-1.0 クリアファイル

ゴジラに登場する怪獣(古生物)

11月3日公開の映画「ゴジラ -1.0」を観ました。
ゴジラ70周年記念作品となった本作では、大戦直後の焦土と化した日本に、突如現れたゴジラが描かれました。

ゴジラの起源はその作品ごとに異なっていますが、初めてゴジラが描かれた作品(1954年公開)では「ジュラ紀から白亜紀にかけて生息していた海棲爬虫類から陸上動物に進化する途中の末裔が、ビキニ環礁での核実験によって安住の地を追われて出現した」と説明されています。以後の作品の多くでは「ビキニ環礁の水爆実験によって放射能を浴びて変貌した古生物の生き残り」とされていました。放射能を帯びた火炎を吐くのは、核実験による起源が由来になっているのだと思います。

70年続く映画「ゴジラ」シリーズには、古生物を基にした生物-怪獣が多く登場します。
それらをまとめていきます。

恐竜起源の怪獣たち

映画「ゴジラ」シリーズに登場した「恐竜」起源の怪獣を紹介します。

アンギラス(Anguirus)

1955年公開の「ゴジラの逆襲」で初登場しました。白亜紀に生息した鎧竜アンキロサウルスの生き残りが水爆実験によって突然変異を起こして蘇ったとされるアンギラス。全長約5.5-11mのアンキロサウルスに対して、アンギラスは全長100mとされています。
以降、「怪獣総進撃」、「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」、「ゴジラ対メガロ」、「ゴジラ対メカゴジラ」においても登場しています。

ゴジラ電撃大作成
キングギドラ対ゴジラ

古生物(恐竜を除く)起源の怪獣たち

映画「ゴジラ」シリーズに登場した「古生物(恐竜を除く)」起源の怪獣を紹介します。

ラドン(Rodan)

ゴジラ、モスラと共に"東宝三大怪獣"と称されるラドン。ゴジラとの共演は1964年公開の「三大怪獣 地球最大の決戦」ですが、1956年公開の「空の大怪獣 ラドン」がデビュー作です。

デビュー作では「水爆実験の放射能や火山ガスによる異常気象や地殻変動の影響で現代に復活した、プテラノドンの一種」とされています。1993年公開の「ゴジラ対メカゴジラ」では「アドノア島から出土した卵から孵化したプテラノドンが島に投棄された核廃棄物の放射性物質で変異した怪獣」として描かれました。

モデルのプテラノドンの翼開長は約7-9mと推定されています。ラドンのそれは120-150m、巨大化がスゴイです。

メガニューラ(Meganula) / メガギラス(Megaguirus)

2000年公開の「ゴジラ x メガギラス G消滅作戦」がデビュー作です。 成虫メガニューラとさらに進化したメガギラスですが、石炭紀(約3億年前)に生息していた昆虫-オオトンボ目のメガネウラがモデルとなっています。
名前のメガニューラは、メガネウラ(Meganeura)のラテン語の学術名を英語読みしたものです。

メガニューラの体長は2m、翼長は5mとされています。進化したメガギラスでは全長50m、翼長は80m。オオトンボ目のメガネウラ翼開長は40-60cmほどです(実在したトンボとしては最大級)。

ゴジラ -1.0 クリアファイル
ゴジラ キング オブ モンスターズ(GODZILLA King of Monsters)
ゴジラ クリアファイル

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